岡山 (中国地方, 国内)のホテル

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    日本の歴史を感じる街、岡山市

    岡山市と言えば 桃太郎きび団子 。でももちろんそれだけではありません。心が洗われるような美しい岡山の自然とアートをご紹介します。

    日本三名園、岡山後楽園

    兼六園、偕楽園と並んで、日本三名園と言われる 岡山後楽園 は、 ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン で3つ星評価を取得している日本庭園。要予約ですが英語や中国語のボランティアガイドツアーもあり、外国人観光客にも人気のスポットです。5月の茶摘み祭りに来園すると、茶摘みの見学や、茶摘み体験もできますよ。年によって違いますが、9月か10月の、中秋の名月にあたる日には、普段立ち入り禁止の芝生エリアを開放して名月鑑賞会が開かれ、建物に遮られることのない贅沢なお月見が楽しめます。

    園内の見学は、1日に4回出発している、約1時間のガイドツアーを利用すると便利です。自由に見学する際は、唯心山の頂上から園内を見渡し、慈眼堂付近から沢の池を挟んで岡山城を眺め、流店でぼーっと考え事をする、などの過ごし方も良いでしょう。疲れたら茶店できび団子と抹茶を頂いて休憩しましょう。桜や紅葉の季節ももちろん美しいですが、冬のサザンカもおすすめです。

    岡山駅付近での宿泊には、岡山駅直結のホテルグランヴィア岡山はいかがでしょう。1室にベッドを4台設置できるファミリー向けのお部屋もあり、家族旅行にぴったり。宿泊は格安で済ませたいという一人旅の方には駅前のカプセルホテル、サウナ&カプセル ハリウッドがおすすめ。朝食券を買うと卵かけごはんがおかわり自由です。

    自転車で美術館めぐり

    岡山市内の観光には、貸出自転車「 ももちゃり 」を使うと、バスよりも時間に縛られず、徒歩より速くて便利。貸出自転車スタンドは市内のあちこちにあり、好きな所で借りて、好きな場所に返せます。ただし長時間借りっぱなしだと料金が高くなりますので注意が必要です。

    市内にある岡山県立美術館には、岡山出身の雪舟や宮本武蔵の作品が収蔵されていて、ワークショップや企画展も豊富に開催されています。美術ファンならぜひとも訪れたい空間。美術館のカフェはメニューも充実しているので観光の合間の一休みにも最適です。すぐ近くの岡山市立オリエント美術館は、公立の美術館としては国内で唯一の古代オリエント専門美術館で、現在は4,800点以上の美術品を収蔵しています。こちらもせっかく岡山まで来たら足を延ばしてみたい珍しい美術館ですね。

    上記の美術館はともに、近くに貸出転車スタンドもありまので、時間を有効活用してまわりましょう。このエリアの滞在ならホテルエクセル岡山が一押し。1階のレストランALOALOでは岡山B級グルメランキング常連の デミカツ丼 を上品に仕上げた、デミカツライスが味わえます。

    奥が深い桃太郎伝説

    岡山駅からJRで15分ほどの備前一宮駅から徒歩5分の 吉備津彦神社 を皮切りに、 吉備津神社 、鯉喰神社、矢喰宮、鬼ノ城など桃太郎ゆかりの地が点在している吉備路。誰もが知っている桃太郎のお話ですが、実はたくさんの見方があり、人々を苦しめたとされる鬼の首領・温羅(ウラ)は、吉備地方に製鉄の技術をもたらした英雄で、地元では愛されていたが、ヤマト王朝との覇権争いに敗れ悪者にされてしまった、という説もあるのです。伝説が語り継がれる史跡を巡って、古の日本に思いを馳せてみるのも素敵ですね。

    今回はご紹介出来ませんでしたが、温暖な気候に恵まれている岡山は、果物王国としても有名。白桃やぶどうなどをふんだんに使ったパフェも至る所で味わえますよ。市内から車で30分ほど離れれば温泉が名物の旅館なども複数ありますので、彼とゆっくり癒されに行ってみてはいかがでしょう。ラブホテルよりも絆が深まること間違いなしです。