新名所も続々登場のシンガポール
日本から飛行機で約7時間、ほとんど時差もなく活動しやすいシンガポール。今までは マーライオン や ナイトサファリ といった定番スポットが有名でしたが、近年新しい観光名所が続々オープンしています。
ロマンティックな夜景の数々
シンガポールの夜景観光と言えば、 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイとマリーナ・ベイ・サンズ のハシゴで決まり。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイはシンガポールの新名所と呼ばれる近代的な植物園で、世界中の植物を見て回るだけでなく、ほぼ毎日開催される音楽と光のショーが人気です。日中はかなり暑くなるので、しっかりとした対策を。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでショーを見た後は、もう1つの新名所マリーナ・ベイ・サンズのショー「ワンダー・フル」に直行。音楽に合わせて放たれるレーザー光線が水面に映って迫力満点です。規模が大きいので、マリーナ・ベイを挟んで反対側の、マーライオン付近からショー全体を見渡すのがおすすめです。
また、とっておきの方法が、マーライオンのすぐ近くにあるホテル、フラートン・シンガポールに宿を取ること。マリーナ・ベイ・サンズが見える部屋、と指定して予約しましょう。これで毎晩お部屋からショーが楽しめます。地下鉄の駅も近くて移動にも便利ですよ。
ちなみに、SMAPが出演したソフトバンクのCMで一躍有名になった高級ホテル、マリーナ・ベイ・サンズですが、展望台サンズ・スカイパークは、宿泊しなくても入場可能です。シンガポールの街を360度堪能してください。
定番チキンライスから絶景ディナーまで何でも揃う
日本でもすっかりお馴染みとなった シンガポールチキンライス 。本場の味はどんな味?と思う方なら、初めてチキンライスを出したといわれるレストラン、チャターボックスは外せません。ホテルのレストランなので少し値段が高めですが、しっとり茹で上がった鶏肉と濃いタレは食べる価値ありです。
格安チキンライスを楽しみたい方は、路上屋台が集まったフードセンター(通称ホーカーズ)でお好みの味を探しましょう。シンガポールはあちこちにホーカーズがあり、ドリンクやスイーツ類も豊富です。
シンガポールの食を楽しむうえで、もう1つ外せないのが、2014年にラスベガスのハイ・ローラーに抜かされるまで、世界一高い観覧車だった シンガポール・フライヤー 。28人乗りでエアコン完備のカプセルは、観覧車とは思えないほど快適な空間。なんとこの中でフルコースディナーが楽しめます。シンガポールの夜景を見下ろしながらの食事は、忘れられない思い出になることでしょう。
著名人も愛した5つ星ホテル、ラッフルズ・ホテル
1887年創業の老舗、ラッフルズ・シンガポール。シンガポールを代表する有名ホテルで、チャップリンやキップリングといった著名人にも愛されてきました。植民地時代のデザインが美しい白い建物は、ひとつの観光名所となっています。ホテル内の ティフィン・ルーム のハイティー(いわゆるアフタヌーンティーに点心やスイーツのビュッフェが付く)も大変有名。平日でもすぐ満席になるので予約は必須です。
このホテルは、全ての部屋がスイートルームという高級ホテルです。普段ラブホテルをお使いのカップルも、たまにはこうした非日常的なホテルに泊まるのも旅の醍醐味ではないでしょうか。
今回は紹介出来ませんでしたが、セントーサ島に ユニバーサル・スタジオ・シンガポール が開業したり、 タイガービール の工場見学は日本のテレビでも取り上げられたりと、話題に事欠かないシンガポール。年中常夏スタイルで気軽に出かけられるので、自分だけのお気に入りスポットを探しに行きましょう。